📋 この用語の要点
「地金価値(じがねかち)」は金・プラチナ・銀を素材として評価した価値。重量×相場で算定され、デザイン価値(指輪・ネックレスの形)とは別物です。古いジュエリーでも地金価値分は必ず買い取ってもらえます。
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地金価値とは
地金価値とは、金・プラチナ・銀などの貴金属を「素材」として評価した価値のことです。重量(グラム)に1グラムあたりの市場相場を掛けて算定します。例えば18金(K18)のリングなら、「リング重量 × 純度(75%)× 1グラム相場」が地金価値の概算になります。デザインや工賃を含む「商品価値」とは別の指標で、古くて時代遅れのジュエリーでも地金分は必ず買取対象になります。
地金価値の計算方法
金
純金(K24・99.99%)、K22(91.7%)、K20(83.3%)、K18(75%)、K14(58.5%)、K10(41.7%)など、純度別の係数を重量に掛けます。
プラチナ
Pt1000(99.95%)、Pt950、Pt900、Pt850など。金より相場変動が大きい時期があります。
銀
SV1000(純銀)、SV925(スターリングシルバー)など。1グラム単価は金の数十分の一程度ですが、大量にあれば無視できない金額に。
相場は日々変動する
金・プラチナ・銀の相場は、世界市場の需給・為替(円/ドル)・国際情勢で日々動きます。田中貴金属・三菱マテリアル等の公式サイトで毎日相場が公開されているため、売却前に必ず確認しましょう。同じ品でも、相場の高い日に売れば数千円〜数万円の差が出ます。
地金価値と税金
個人が金地金・宝飾品を売却して得た利益は、原則として「譲渡所得」として課税対象です。所有期間5年以内は短期譲渡、5年超は長期譲渡(特別控除50万円あり、超過分は1/2課税)。1回の取引が200万円を超える場合、業者は税務署に「支払調書」を提出します。少額の宝飾品売却で課税対象にならないことも多いですが、まとまった金地金の売却時は税理士に相談すると安心です。
地金価値を活かす売り方
- 相場の高い日を狙う:公式相場サイトで動向を確認
- 純度の確認:刻印(K18・Pt950等)が消えていても業者の検査で判定可能
- 専門業者を選ぶ:地金は数グラムの差が金額に直結。精密測定の業者を
- デザイン価値もチェック:ブランド品・アンティークは地金以上の価値がつくことも
よくある質問(FAQ)
刻印が消えた金製品でも買取できますか?
業者の検査で純度判定が可能です。試金石・蛍光X線分析等を使う業者が信頼できます。
地金価値だけで売るのと、ジュエリーとして売るのどちらが得?
人気ブランド・アンティーク・状態の良い物はジュエリー価値の方が高いことが多いです。両方の査定額を確認しましょう。
歯科金・インゴット・コイン金も買取できますか?
すべて地金価値で買取可能です。歯科金は10〜16Kが多く、純度測定後の価格となります。
200万円以上の金売却で確定申告は必要?
売却益が出れば譲渡所得として申告対象。所有期間と特別控除50万円を加味して計算します。
相場の動向はどこで確認できますか?
田中貴金属工業・三菱マテリアル・住友金属鉱山等のサイトで毎日公開されています。
✏️ 森田 蓮より
地金価値は「重量×純度×相場」で計算できる客観的な指標です。デザインが古くても、変色していても、地金分は必ず買取対象。相場の高い日に、精密測定できる専門業者に出すのが基本戦略です。200万円を超える売却は税務申告が関わるので、不安があれば税理士に相談を。
監修:税理士 増田 良之
