📋 この用語の要点
純度刻印は金・銀・プラチナ製品に打たれた含有率の表示。K24=99.9%・K18=75%・Pt950=95%などを意味し、これに重量と相場を掛けて買取額の下限が決まる。刻印は摩耗していることもあるため、専門業者の比重測定で再確認する。
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純度刻印とは
純度刻印(じゅんどこくいん)とは、金・銀・プラチナなどの貴金属製品に刻まれた、その素材の純度(含有率)を示す数字や記号のことだ。地金価値を計算するときの起点になる情報で、買取査定の現場では必ず最初に確認される。
主な純度刻印の種類と意味
金(ゴールド)
- K24・999・1000:純度99.9%以上(純金)
- K22・917:91.7%(22金)
- K18・750:75.0%(18金、ジュエリーで最も一般的)
- K14・585:58.5%(14金)
- K10・417:41.7%(10金)
- K9・375:37.5%(9金、海外製品で多い)
プラチナ
- Pt1000:100%(純プラチナ)
- Pt950:95%(ブライダルリングで一般的)
- Pt900:90%(強度のあるアクセサリー)
- Pt850:85%(チェーン類で多い)
銀(シルバー)
- SV1000・FINE:100%(純銀)
- SV925・スターリングシルバー:92.5%
- SV900:90%(コインシルバー)
刻印の打たれる位置
- リング:内側の根元付近
- ネックレス・ブレスレット:金具部分やプレート裏
- ピアス・イヤリング:ポストや金具部分
- 地金(インゴット):表面に大きく刻印+シリアル番号
刻印があるのに価値が低いケース
刻印=本物保証ではない。次のような例外がある。
- 「GP」「GF」「RGP」「HGE」:金メッキ・金張りを意味し、地金価値はほぼゼロ
- 「KP」:海外のプランプ表示(実質的に質的差はない場合が多いが要確認)
- 偽造刻印:模造品が「750」「K18」と打っているケース。比重測定や蛍光X線分析でないと見破れない
刻印がない場合の鑑別方法
古い時代のジュエリーや、海外製品では刻印が無いこともある。その場合、買取店では以下の方法で純度を判定する。
- 比重計測(水中重量を測って密度を計算)
- 蛍光X線分析(XRF):非破壊で正確
- 試金石による試液テスト:表面を擦って酸で反応を見る(小さな傷が残る)
税務上の留意点
純度刻印は資産価値の根拠資料として重要だ。地金価値の高い品物を売却した場合、年50万円を超える売却益は譲渡所得として課税対象になる(保有期間5年超は1/2課税)。刻印・重量・売却価格・売却年月日は記録として残しておくと、確定申告時の根拠資料になる。
刻印を活かして高値で売るコツ
よくある質問(FAQ)
純度刻印は誰が監修していますか?
本記事は税理士 増田 良之が監修しています。専門領域に基づいた正確な情報提供を心がけています。
純度刻印に関する相談はどこにすればいいですか?
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✏️ 編集部より
純度刻印の位置と表示を写真に残し、査定時に実測結果との関係を説明してもらいましょう。刻印だけで素材や純度を断定しないことが大切です。
税理士 増田 良之
監修:税理士 増田 良之
